乾式塗装ブースと湿式塗装ブース(水洗式)の違いとは?
徹底比較ガイド

乾式塗装ブース 湿式塗装ブース
公開日 : 2026年1月5日
乾式塗装ブースと湿式塗装ブースの比較ガイドのサムネイル

塗装ブースの乾式・湿式には明確な違いがあり、用途によって適性が分かれます。導入時にどちらを選ぶべきか、判断基準となるメリット・デメリットを簡潔にまとめました。

塗装ブースとは?その役割と重要性  

塗装ブースは、塗装作業中に発生する塗料ミストを適切に処理し、作業環境の安全性と製品の品質を確保するための設備です。特に有機溶剤を使用する現場では、労働安全衛生法に基づき設置が義務付けられていることもあります。

乾式塗装ブースの特徴とメリット・デメリット  

塗装ブースの必要性は、環境保護・安全管理・製品品質向上の三点から論じることができます。

メリット  

  • 初期導入コストが低い
  • メンテナンスが容易
  • 水を必要としない為、設置場所の自由度が高い
 

デメリット  

  • フィルターの目詰まりにより、吸引力が低下する
  • 捕集効率が湿式(水洗式)に比べやや劣る
 

湿式塗装ブース(水洗式)の特徴とメリット・デメリット  

湿式塗装ブースは、スクラバーや水膜板(ウォーターカーテン)を利用して塗料ミストを捕集します。ミストは水に取り込まれ、スラッジとして回収されます。

メリット  

  • 高い捕集効率でミストを集塵
  • 安定した吸引で飛散を防止
  • フィルター詰まりの心配が無い
  • 大量の塗料を吐出する塗装作業に向いている
 

デメリット  

  • 設備、維持コストが比較的高い
  • 廃水処理や水質管理が必要
  • スラッジ処理の手間が掛かる
 

乾式と湿式を違いを比較表でチェック  
乾式塗装ブース 湿式塗装ブース(水洗式)
初期導入コスト 低い 高い
捕集力 湿式に比べやや劣る 非常に高い
設置スペース コンパクト 大型になりがち
メンテナンス性 フィルター交換のみ 廃水、スラッジ処理が必要
どんな塗装に向いている? 塗料の使用量が少ない 塗料の使用量が多い
導入前に確認すべきポイントと注意点

  • 法令対応:有機溶剤を使用する場合は、工事着工の30日前までに労働基準監督署への届出が必要
  • 排気処理:近隣環境への影響を考慮
  • メンテナンス体制:スラッジの処理方法を事前に確認
  • 維持コスト:水道代、フィルター代、電気代等を確認
 

まとめ  

乾式塗装ブース、湿式塗装ブースのそれぞれに明確な特徴と適性があります。導入前には、塗装量、作業環境、法令対応、コストなどを総合的に判断し、自社に最適な塗装ブースを選ぶことが重要です。

当社では長年、塗装ブースを販売してきた実績と経験を基に、お客様に最適な塗装作業環境を提供してきました。どの塗装ブースを入れるべきかお困りの際は、お気軽にご相談ください。

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乾式塗装ブースと湿式塗装ブース(水洗式)の違いとは?徹底比較ガイド

塗装ブースとは?役割と必要性

塗料ミスト処理と安全性確保の重要性

法令対応と設置義務の基本ポイント

乾式塗装ブースの特徴

仕組みと基本構造(フィルター式)

メリット

低コスト導入と運用しやすさ

設置場所の自由度が高い

デメリット

フィルター詰まりによる吸引低下

湿式に比べて捕集効率が劣る場合も

湿式塗装ブース(水洗式)の特徴

仕組みと基本構造(水膜板・スクラバー方式)

メリット

高い捕集効率と安定した吸引力

大量塗装作業に対応できる処理能力

デメリット

設備・維持コストが高め

廃水処理・スラッジ管理の手間

乾式と湿式の比較(どちらが最適か?)

性能・コスト・設置スペースの比較表

向いている現場・作業規模での選び方

導入前に確認すべきポイントと注意事項

法令対応と届出の確認

排気処理と近隣環境への配慮

メンテナンス体制と維持コスト計算

どちらを選ぶべき?判断基準と選定フロー

使用塗料量・作業頻度・環境条件から比較

初期費用 vs ランニングコストの考え方

まとめ|自社に最適な塗装ブースを選ぶために

選定時のチェックポイント総括

業者相談・サポート活用のすすめ