コーアツ工業株式会社 様

〒895-0212 鹿児島県薩摩川内市陽成町字山王田1379番1号

業種:PC橋梁、タンク等設計・施工及び製造

ジャバラ乾式塗装ブース
コーアツ工業の建物

鹿児島のコーアツ工業様にジャバラ式塗装ブースを導入致しました。
導入から約1年が経過し、塗装ブースの使い勝手やパーカーエンジニアリングの対応について感想を伺ってまいりました。

大型乾式ジャバラブース

導入時期

2024年 6月

導入設備の概要

ジャバラ乾式塗装ブース,PFB-3500FJ特型

被塗物について

橋梁関連部材


Q.1

御社の事業内容を教えてください

当社は、プレストレスト・コンクリート(PC)技術を核とした橋梁工事などを手がける建設業者です。
※PCとは、コンクリート内部に鋼材を通し、あらかじめ応力を加えることで、ひび割れやたわみを抑える構造技術です。

コーアツ工業が手掛けた橋梁

Q.2

設備導入の背景・目的について

導入前は、塗料の飛散による仕上がりのムラや、塗料のにおいが課題となっており、品質面でも環境面でも改善が必要だと感じていました。
そこで、より良質な塗装が可能な設備の導入を検討することになりました。加えて、県・市と連携してSDGs・カーボンニュートラル登録制度のチャレンジパートナーとなったことも、環境負荷の少ない設備導入を後押しする要因となりました。

コーアツ工業に導入したジャバラブース内の様子

塗装ブース内

Q.3

当社にお声がけいただいた経緯を教えていただけますでしょうか?

御社の塗装ブースについては、ホームページで知りました。サツマ酸素様を通じてパーカーエンジニアリングさんに連絡を取り、担当者の方にも丁寧にご対応いただきました。

Q.4

ジャバラテント塗装ブースの導入を決めた理由は何ですか?

当社で塗装する橋梁部材は長さ10メートル近くにもなる大型のものです。これらを塗装ブースにセットするのは容易ではありません。
そのため、導入検討時には、前後が開閉可能なジャバラ式の構造に着目しました。フォークリフトでの出し入れがスムーズに行えると判断し、ジャバラ塗装ブースの導入を決定しました。

工場の中にすっぽりと収まるジャバラブース

必要な時だけ広げて使える省スペース設計

ジャバラブースにレール敷設により、ジャバラカーテンの開閉をサポート

レール敷設により、ジャバラカーテンの開閉をサポート

Q.5

導入後に最もメリットを感じた点を教えてください

塗料の飛散がなくなり、仕上がりが非常に良質になった点です。品質の向上を実感しています。

Q.6

現場作業者からの反応はいかがでしょうか?

作業がしやすくなったという声が多く、塗料のにおいも軽減され、現場からは好評です。

Q.7

提案から施工まで、当社の対応はいかがでしたでしょうか?

質問にも的確にご対応いただき、工程の遅延もなく、スムーズに設置していただきました。

パーカーエンジニアリングの銘板

Q.8

今後当社に期待する技術やサービスがあれば教えてください。

ジャバラテントの開閉時に、ビニールカーテン部分がレールに引っ掛かることがあります。レールの幅や車輪のサイズを大きくしていただけると、よりスムーズな開閉が可能になるかと思います。
また、排気ファンの音がもう少し静かになると、さらに快適に使用できると感じています。


コーアツ工業のみなさん

笑顔で迎えてくださった機材センター 北園センター長(向かって右側)、機材整備課 南係長(同左側)、お忙しい中ありがとうございました。