塗装欠陥用語集

塗装欠陥用語集 ~粉体塗装における欠陥~

塗膜の色が黄味がかる事。
焼付乾燥時では本来の塗面発色ではなく短黄色から褐色がかって仕上がる状態。
塗面の縁の部分が額縁状に変色して見える現象。
静電塗装時にエッジ部に電荷が集中する事で起こる。
素地や下塗りの表面が塗膜を通して見え、本来の色が得られていない状態。
乾燥するまでに被塗物のエッジ部に塗料が流れて厚さの不均等な凸部をしょうじる現象。
野外に暴露した際、塗膜の表面が紫外線・熱・水分などにより分解され、塗膜表面に粉状に付着している状態。
塗膜の所々に大きな穴またはへこみ模様が生じる現象。
下地と塗膜の表面張力が不均一になる事で発生。(油分、シリコン、異物等の付着)
鋳物材等の空隙が多い被塗物を常温で塗装し焼き付けると空隙内の空気が抜ける事で針で刺したような穴が発生する。
塗膜中に異物が混入する事で突起状になり、塗膜が凸状になる現象。
粉体塗料の保管中に熱・圧力等で塗料が凝集する現象。流動不良、スピットの原因となる。