■AIR CHASE 自動空調制御システム
従来の空調制御では調節計を多用して調節独自による空調を行っておりました。これでは各ゾーンの調節ポイントが解りにくく、調節計を多用する為コストアップになっていました。
パーカーエンジニアリング(株)では独自にPLCでの調節ポイントを算出し、HMI(ヒューマン・マシン・インターフェイス)にて各ゾーンの空調ポイントの見える化をしてわかりやすい空調制御の実現を行っております。
■AIR CHASE のメリット
調節計の削減
今まで多⽤していた調節計を最⼩台数にて⾏うことにより、初期投資費用の削減が可能となります。
HMIによる空調制御の⾒える化
HMIにてグラフをモニタリングする事により、設定ポイント・現在値ポイントがひと⽬で解り、空調制御を簡単に理解する事が出来ます。
調節計故障リスクの低減
調節計を最⼩台数とする事により、調節計故障によるリスクを低減する事ができ、空調設備安定運転を図る事が可能となります。
■リサイクルによる省エネルギー化を実現
■ヒートポンプによる省エネルギー・CO2削減を提案
近年自動車塗装では水性塗料の利用がますます増えています。
水性塗料を使用する場合、水性塗料の塗布後にフラッシュオフを行いますが、ヒートポンプを利用することによるエネルギー消費の削減が求められています。
パーカーエンジニアリングでは、上記のほか、直膨張式ヒートポンプシステム(冷媒を直接熱交換器に送り熱交換する)により、さらに省エネルギー効果の高い設備提供が可能です。(特許出願中)
一般的なフラッシュオフにおけるヒートポンプの利用
●直膨式ヒートポンプの利用例
■水系・溶剤系塗料両方に対応した浮上分散型塗料スラッジ回収システム
パーカーエンジニアリングでは、各薬剤メーカーの開発・販売する薬剤にあわせて設計を行い、お客様の生産ラインに最適な装置提案をすることが可能です。
また、グループ企業であるパーカーコーポレーションにより開発されたCF剤(Crazy Flock剤)を利用することで、今まで以上に高速凝集、高速浮上分離、高速脱水が可能となりました。
パーカーコーポレーション松伏工場にて塗料を用いた試験が可能です。
■瞬時にスラッジ分解・環境保全への貢献
PBTシステム:パーカー・バイオトロンシステム
化学薬品を使わないため、地球環境にやさしく安全であることはもちろん、ブース清掃周期の延長による水使用量の削減やスラッジ廃棄費用の削減、作業負担の軽減など、生産のコストダウンにも寄与します。
>PBTシステム
■特殊車両や航空機などにも対応
パーカーエンジニアリングでは、優れたコンサルティング能力を活かし、飛行機等を収納する超大型塗装・乾燥一体型ブースにおいても、省エネルギーを実現します。
■給気のリサイクルで電力消費を削減
ESS:Energy Saving System
塗装の空調に要する給気の一部をリサイクルすることによって、約25%もの電力消費削減を実現できるペイントブースです。
■革新的なオーバースプレー塗料分離技術で省エネ&環境負荷を低減
塗装処理工程におけるオーバースプレー塗料をドライフィルターによって分離・濾過し、加えて空気再循環方式を採用した、全く新しい省エネ型の塗装ブースシステムです。
・EcoDryScrubberの特徴
・グローバルな対応を可能にする安定した塗装プロセス
空気再循環方式の採用によって、EcoDryScrubberは塗装プロセスの安定化にも寄与します。
たとえば非常に高い気温と湿度の中で稼働するインドのお客様企業、あるいはマイナス20℃前後の気温と乾燥した空気の中で稼働するロシアのお客様企業においても、塗装ブース内部の気温・湿度は本システムによって一定に保たれています。ユニットあたりのランニングコストの削減も、実現しています。
■一般産業向け小型ブースでもドライ分離のメリットを
Dürr社より、塗装作業面が床面付近となる小型ブースにも取付可能な新型EcoDryScrubberが開発されました。
従来の自動車産業用EcoDryScrubberはオーバースプレー吸込口がホッパー上部にありましたが、この新型では、ホッパー側面に吸込口を配置したことにより、塗装作業面の高さを大幅に下げることに成功しました。
これにより、自動車以外の一般産業用塗装ブースにおいても、 EcoDryScrubberが利用可能になります。
Dürrテクノロジーセンター東京で実機の見学が可能です。
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